2月になりました。
先月末から中学1年生が学校で学習する内容をきちんと覚えているか、実力テストを始めました。
普段はゆか先生がオリジナルで作成していますが、学校英語からは形式が離れているので、学校の指導内容に沿った教材を選びました。
ゆか先生の教室には現在中学1年生がいちばん多いです。(全体的に生徒数は少ないです)
中学2年生と3年生もいるので、2、3年生と、小学5年生も1人テストをします。
今週は第2回のテストを始めましたが、第1回を見ても、学校英語(受験英語)は実用的ではないと感じます。
文法を勉強して理解するには、現行の学習内容でいいと思いますが、ちょっとした会話表現はおかしく感じます。
たとえば、
A: How are you, Jake?
B: I’m ( ), thank you. ( ) you?
皆さんはこのカッコに1語入れるとしたら何を入れますか?
模範解答は1つしかなく、ひとつ目のカッコがfineで、ふたつ目のカッコがAndでした。
ゆか先生の生徒でfineと書いたのは1人くらいしかいませんでした。ほとんどがgoodと書きました。ゆか先生のレッスンでもgoodを教えていますが、学校でも今はgoodを教えているようです。
Andと書いた生徒も1人か2人でした。レッスンでは聞き返す際に、How are you?と教えています。私立小学校ではHow about you?と教えているようです。なので1語で書き入れよと指示され、Howaboutと書いた生徒もいたり、How’reと書いた生徒もいました。解答にはありませんでしたが、goodとHow’reと書いた生徒はマルにしました。
他にも会話文で、自分の部屋を紹介する場面があり、「これが私の部屋です」を英語で書けという問題がありました。
ほとんどの生徒が模範解答どおり、This is my room.と書きましたが、1人だけHere’s my room.と書きました。留学経験もなく英語保育を受けた生徒でもないので感動しました。これも模範解答にはありませんでしたが、マルです。
こちらの生徒は第2回のテストでも、「疑問文で書きなさい」を付加疑問を使って答えていました。
たとえば、
It will be sunny tomorrow.
という英文があったとして、これを疑問文に直しなさいとあれば、中学1年生の内容で、
Will it be sunny tomorrow?
と書くことになりますが、
It will be sunny tomorrow, won’t you?
と書きました。
中学3年生も3年間で多くの文法を勉強してきたので、簡単な答えにもなんと答えるか悩んでいましたが、こちらの中学1年生は小学4年生からゆか先生の教室で英語を始めて、トントントンと準2級レベルにまで来たので、いろいろな表現の仕方を知っています。
小学5年生の生徒も、英語力が高く英検準1級を持っているのですが、やはりこの独特な形式はとっつきにくいようです。それでも初めてのテストにしては良くできていました。
全体的に問題の指示をしっかり読んでいないなど、ケアレスミスがあります。
「同じ発音の単語を選びましょう。全部同じ発音には○を書きましょう。」とあると、後半は読んでいなかったりとか、「カッコ内の単語を並び替えましょう。ただし1語不足しているので1語補って書きましょう。」も後半まで読んでいないとか。
このテストを通して、自分がどのような間違いをしてしまうのか向き合い、学校の試験や受験の際に注意ができるようになり、点数を落とさないことを目指します。