先月1月からレッスンを開始した小学4年生のKくん。人懐こい笑顔が可愛らしい男の子です。英検2級を所持しているので、準1級を目指してレッスンを進めていきます。
まずは英単語をどのくらい知っているか、キクタンシリーズで中学英単語のレベルから確認していきました。
中学英単語はもちろん簡単だったので、次のレベルのBasic4000語を使って、動詞、名詞、形容詞、副詞の4品詞別で確認テストをしています。本の最初の方は簡単そうだったので、後ろから始めました。
帰国子女だと、英単語を英語で学習するため、日本語の意味と結びつかないことがあります。ゆか先生自身もアメリカで身についた単語を日本語でいうことに苦労しました。(たとえば「あの人またexaggerateしてる」とか「右目がswollen」とか英語のほうが優勢な単語が。今となってはもうそんなことはなくなりましたが。)
きっとKくんはこの先、日本の中学校や高校、大学受験などで英文和訳など日本語に置き換えないといけない問題など出てくるでしょうから、日本語でも単語の意味を言えるように、単語学習を通して覚えていきたいと思います。
単語はBasicを少しやったら、次のレベルAdvanced6000語へ進みたいと思います。
小学生で他にも英検2級所持している生徒はいるのですが、やはり帰国子女と英語保育の単語量は違いました。幼稚園では年齢も幼いですし、GCコースでも難易度の高い語彙は触れる機会が少ないようです。
単語の学習をしつつ、準1級の長文もどのくらい読めるか見てみました。

英検の長文は小学生の生徒たちには「字が小さくて読みづらい」と知ったので、字を大きくしております。
Kくんも「こっちのほうが見やすい」と言っていましたので、小学生が準2級以上の過去問や問題集を解くときは、字を大きめにしたほうがよさそうです。
今週も準1級の長文から1題を選び、一緒に読解をしていきます。Cassinaというタイトルです。
読み始める前に、馴染みのなさそうな単語をノートに書き、確認をします。
colony(colonies), colonizerは日本語に変換するだけではわからないので、少し説明をしていると、ミャンマーがイギリスに支配されてたと理解していました。
このお話の中では、North America, Native American, European colonizerが出てくるので、North Americaはどこか、Native Americanとは誰か、European colonizerはどのようにアメリカにやって来たかを簡単に話しました。
Native Americanと聞くと、ネイティブスピーカーという言葉をよく聞くせいか、英語を話す人と思っていたようです。Native Americanの写真を見せました。
難しい話でしたが、最後まで話を聞いて、第1パラグラフの理解ができました。
お父さまも帰国され2週間後には会えるとのことで、Kくんも嬉しそうでした。