英語教室で国語の授業

英語を教えていると、気になるのが生徒たちの国語力です。
やはり国語と英語はリンクしていて、文法の理解も読み物の読解も、国語で出来ていなければ、英語でもできません。

中学3年生の生徒は、高校受験を前に、国語の現代文が苦手としていて、平成29年度の福岡県立高校入試の国語の問題を使って、現代文の問題だけやってみました。
その結果、読解が全くできていないというわけではありませんでした。
国語のテストの採点者ではないので、採点方式など詳しくわかりませんが、キーとなる言葉が抜けているのが気になりました。

読解の他に、品詞の問題も出題されていて、これは特に英語にもつながります。
わたしも国語の形容動詞というのだけは、すっかり忘れてしまっていましたが、復習をしておいて説明しました。
どの生徒も、英語においても品詞は苦手なので、国語でも理解できているのか、今後もレッスンで確かめていきたいと思います!

小学生の長文の解き方指導中

以前の記事にも書きましたが、小学生は英検の長文を読むのが嫌いです。絵本や語数の少ない本であれば、積極的に読むこともできますが、子供の世界で理解できる児童文学になると、あまり乗り気ではありません。
それが英検ともなると、「この国の祭りがどうのこうの」「先進国はあーだこーだ」「人口が増えすぎて作物が足りるのか足らないのかどうしよう」という、相当世界や環境に興味がなければ面白くない内容に、最初から読むことを諦めてしまいます。

まずは小学4年生の女の子。
Rちゃんはすでに準2級を取得しており、今後2級が取れたらいいね、と2級受験を意識したレッスンをしています。
2級ともなると単語が難しく、文法も知らない構文があったりして、長文読解ができず、間違った答えを選択してしまいます。
一度ひとりで問題を解いて答え合わせをした後に、どう読んでいけばいいかを一緒に見ています。(英検ばかりやっているわけではないので、ひとつの長文の見直しに時間がかかっています。)

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わからない単語にマークしています。日本語の訳はRちゃんは最初書き込んでいなかったのですが、ゆか先生が次の週も覚えているか質問して覚えていなかったので、Rちゃん本人が書き込むことにしました。
小学4年生なので、英語の単語を日本語にしたときに、難しいと理解できないので、簡単な別の言葉に置き換えたりもします。
また、Rちゃんは楽しいこと、面白いことが好きで、冗談で書いたりしているので、おかしなメモもあるかもしれません。(上記写真)

文法ですが、3行目真ん中あたりからの “Hot, dry summers in many areas where crops are grown have made farming more difficult.” を日本語に訳させてみて、理解できているのか確認してみたところ、スムーズに日本語にできたので文法力はしっかりしている! と思ったところ、2段落目の最後の一文、”the fruits and vegetables that do not match the crops’ requirements go to waste.” は理解できていないようでした。

長文の読み直しをしながら、どんな文法が理解できていのかも確認し、来年のレッスンに続けていきたいと思います。

もう一人、小学1年生のSくん。3級に挑戦中です。
長文問題を始める前は、「がんばる!」と意気込んで取り掛かり、1問目をやり終える頃には「わからん!」と投げ出してしまいます。
Sくんの長文問題の解き方は、質問の中にある単語が本文中にないかを探し、それがあればそれを選択するというやり方をしています。確かにそれもひとつの方法なのですが、どの単語を見たらいいのかが見極められておらず、例えば “What did he bring home?” が質問だと、パラグラフ内から”what”を探したり、”home”を探すというような具合です。

またSくんはプリントに書き込むことが嫌いで、ゆか先生が文中に印をつけたり、単語のスペルを書こうものなら不機嫌になってしまい、ペンで書いたものであっても消しゴムでずっと消したがります。
これではなかなか読み方も変化させることができませんし、文法の理解も、単語を覚えることもできません。
そこで他の生徒が解き終わった長文問題のプリントを見せ(Rちゃんのものを見せたらよかったですが、ちょうど高校生のプリントが手元にあったのでそれを)、「高校生でもこうやって自分の知らない単語に丸したり、大事なところに線を引いたりしているんだよ」と言ってみました。

すると・・・

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答えとなる文に、几帳面な線を引き囲み始めました。
最終的にはほとんどに線を引き、塗りつぶしてしまいましたが、英語学習に(他の勉強も同じ)こだわりは禁物なので、ちょこっとずつ変わっていけるようになるといいなと思います。
たぶん成長するにつれ自然と本人の学習の仕方も変わっていくと思いますが、英検は来月なので成長を待っていられません! 笑

来月初英検5級に挑戦できるか?!

4年生からゆか先生のところで英語のレッスンを始めた、現在小学5年生のNくん。
これまでSpectrum社のLanguage Artsや、Reading Comprehensionなどを使って勉強してきましたが、そろそろ英検を受けてもいい時期になりました。実際の予定では10月に受けるようにしていましたが、ゆか先生の判断で見送りました。(本人もご両親も英検受験に急いでいないというのもありました。)

英検5級はこれまでと変わらず、語彙問題、会話問題、並び替え問題、そしてリスニング問題で構成されています。

筆記(リーディング)問題から重点的に勉強をしてきて、単語や文はほとんど一人で読めるようになり、熟語と慣用表現も少しずつ覚えてきました。
いちばん難しいのは並び替え問題の文法ですが、これもLanguage Artsで勉強したものを復習したり、ノートに書き出してレッスン中いつでも見直しができるようにして、問題を解くときも意識して解答することができるようになってきました。

リスニング問題は3部構成で、Nくんは2部よりも1部が苦手なようです。
3部は問題にもよりますが、全問正解できるくらいリスニングの力はついています。

英検の実際の過去問でリスニングを解いているとき、突然Nくんが「出川イングリッシュみたい」と言い出しました。
「出川イングリッシュだったら英検にならないよ」と最初は意味がわからず答えたのですが、5級の女性ナレーターの声が、出川ガールと呼ばれる河北麻友子さんの声に似ていると言いたいのだと気付きました。

若干似てる気もしますが、河北麻友子さんの声のほうが若くて可愛い😆
ぜひ英検のナレーターになってほしい。子供の受験生が喜びそう。
次の問題に移る10秒間に、出川さんが「ミッキーマウスはマウス、ドナルドダックはワッツ?」とか流れると英検もなお一層楽しくなりますな。

Nくんは英検申し込みを前に、少し自信をなくし受けたくない気持ちもあるようですが、今年度の最後に勇気と自信を持って挑戦してほしいです!

5年生のうちに5級、6年生になったら4級取れるように頑張ろうと話したら、「中1で3級、中2で準2級、中3で2級、高1で準1級」とやる気も覗かせています。
高1で準1が取れたら、大学受験の英語も余裕が持てますね。

ifの使い方

公立中学校に通う中学生もライティングには四苦八苦しておりますが、英語力の高い小学生たちもライティングはなかなか伸びきれないスキルです。

伸びきれない理由はいくつかあって、もちろん文法の理解不足がひとつ目に挙げられますが、英語力とは別のところで、(1)トピックを理解しきれていない、(2)理解できたとしても知識がない、(3)知識があったとしても相手を納得させられるように文章をまとめられないことです。

これは前回のポストでも書いたスピーキングとも関連します。

英語力以外に関する(1)と(2)はゆか先生のレッスンだけでやっていても、カメ🐢のような成長にしかならないので、学校の授業や、お家でテレビのニュースでも新聞でもいいので、日頃からしっかり聴いたり見たりして知識を増やしていってほしいところです。

レッスンでは先々週に、使い方を間違っている “if” の文法を勉強しました。
ちなみに小学5年生です。

ifは2つの文が組み合わさっているので、動詞がそれぞれ2つ必要ですが、その動詞が過去形と未来系のコンビだったり、過去のことを言っているのに現在形だったりと動詞の時制を十分に理解できていないので、まずは時制を勉強します。

例文を出し説明をして、宿題を出していましたが、覚え間違いをしているようでした。(先週のレッスンで宿題チェックが中途半端になってしまい、次週持ち越して引き続き学習します。)
生徒の生活に身近な例文をもっと作って提示し、理解を深めていきたいと思います。