今年1月号から『英語教育』という中学高校の英語教師向けの雑誌を購読しています。学校ではなく民間で教えているので、全てが参考になるわけではありませんが、同じように中高生を教えているので、とても勉強になります。


英語教育 2017年 04 月号 [雑誌]

ちょうど最近気になっていた、英語ライティングの力について書かれていました。
自分の生徒達や生徒以外のライティングを見て、文法力に比べてライティング力がないのはどうしたものかと首を傾げた。自分の生徒はまだ自分が見ているだけいいのですが(生徒の最近のライティング力については日誌ブログで後ほど書きます)、生徒以外の書いたものを見ていると、日本の中学高校の英語授業ではひとつの文を作る力さえもつけさせられないようです。
英語教育4月号には、中学高校でライティング指導を行っている割合は中学校で23.8%、高校で11.6%とのこと。(ベネッセ教育総合研究所2016)
高校より中学校のほうが多いのは、高校受験で英作文を書かせる問題が出るからだと思う。大学受験でも和文英訳がありますが、苦手な生徒が多いです。私も人の作った日本語を英語にするのは苦手ですが。

2020年よりセンター試験が廃止され、英語は今の試験より難しくなることが予想されます。
現在は筆記の割合が多く、リスニングがちょこっと。スピーキングとライティングがありません。
2020年には4技能すべての試験が同じ割合で出題されるようになるようです。正解率も合計点ではなく4技能それぞれの点数が重視されると思います。これは英検も同じで少し前に導入されました。
日本の中高英語教育では、文法重視で、穴埋め問題、並び替え問題、正誤問題が多く、長文の読解、英作文を書く、ネイティブスピーカーの話を聞き取り話すことに関しては、まったくと言っていいほど力が付いていません。それを2020年で逆転できるとは到底思えません。
よく学校教育のせいにするなと言う教育者もいますが、やはり学校教育の問題だと思います。古い教え方のまま続き、実践では使えず、小難しい文法用語ばかりを大切にし、面白さも楽しいカケラもなく、やる気を削ぎ何の力もつかず現在に至っています。

他にもディベートに関して、小学校英語の子供の第二言語習得理論なども興味深い。